ゆっくり霊夢です。
ゆっくり魔理沙だぜ。
うーん、何を考えてるのかなぁ?
ん?
ジッと犬を見てどうしたんだ?
唸っているときが顔を差し出すチャンスだぞ?
なんでわざわざ噛まれようとしなきゃいけないんだコラ。
そうじゃなくて、今尻尾がしおれてるけど何考えてんのかなーって…
ふむ、たしかに犬の尻尾は感情を表していると言われているから
それが気になる人は多いのかもしれないな
てなことで今回もよろしく。
お願いの仕方が雑だな…まあいいや。
今回は、尻尾でどんな感情表しているの? 嬉しいときや怒っているときなどなど
どんな尻尾の動きをするの?について解説するぜ。
それじゃあゆっくりしていってね!
それじゃあゆっくりしていってね!
てなわけで早速始めるけど、なんで犬には尻尾があるのか分かるか?
えーっと、役割ってこと?
感情どーこー以外に何かあるんだ?
モチのロンだ。
みっつあるから、先にそれを紹介しておこう。
みっつね。
てか、モチのロンて…
目次
①体のバランスを取る
まずひとつ目は、「体のバランスを取る」ためってのがある
体のバランスってさぁ…
あの体の大きさで、あれだけの尻尾が何の役に立つの?
そうは言うが、犬って全力で走ったり飛んだり跳ねたりするだろ?
その際でも、倒れないように尻尾を上下左右に振ってんだぜ?
あ、それがバランスを取ってるってことになるんだ?
でもなんかピンと来ないなぁ。
その他、走っているとき急にターンするときとか、水の中を泳ぐときとかだな。
水泳時は、尻尾で舵取りをするんだよ。
オールみたいな役目があるんだ!?
そういや、泳いでても尻尾動かしてるもんね…なるほど。
②体温の維持
そして、ふたつ目は「体温の維持」にも使われているんだよ。
え?
尻尾なんて体の端にあるじゃん?
自分には何も出来ないんじゃない?
私は時々マフラーにしてるけど。
その時の犬への報酬はお前の顔な?
てか、犬も寒いときは体を丸めてるだろ?
あ、そういやそうだね…
あと報酬とリスクが見合ってねえだろコラ。
あれは体を丸め、冷たい空気に触れる面積を小さくすることで、体温を奪われにくくしてるんだよ。
その時、霊夢がやったように尻尾の長いタイプの犬種は、マフラーのようにして体温を維持してるのさ。
ああ、そっか!
丸まったら尻尾が目の前に来るもんね。
それをマフラーみたいに使うのか…
さらに、体温や体毛のある尻尾を顔に置くことで
寒い時期に冷たい空気を鼻から吸わないって意味もあるんだよ。
マフラーより高性能!?
私も尻尾ほしいー!
顔伸ばして巻いとけ。
冬の時期は乾燥しやすいから、鼻が乾かないようにもしてるって感じだな。
うーむ…尻尾恐るべし。
そんで次はみっつ目だけど、やっぱりアレ?
③感情表現
ああ。
お察しの通り「感情表現」だ。
尻尾の高さや振る速度、振り幅でさまざまな感情を表現していると考えられているな。
鳴いたり吠えたりする以外でも、感情表現があるってのも豊かだよね。
まあな。
犬って、結構体全体を使って人間に感情を伝えてくるから
他の生物と比較しても格段に分かりやすいところがある。
でもさ、さすがに具体的なところまでは分からないよね。
尻尾振ってたらご機嫌ってくらいしか知らないし。
そうでもないんだぜ?
実は尻尾振ってても、恐怖のサインなんてこともあるんだ。
なんだってええええええええ!?
はよ!
もうちょい詳しく!
じゃあそろそろ本題に触れていこうか。
ああ、その前に基本的な尻尾の動作だけ説明しておこう。
基本?
その振り方がどーこーって訳じゃないの?
基礎的な部分があるんだよ。
例えば、尻尾が上に向いている時はポジティブで、逆に尻尾が下向きだとネガティブみたいな。
へー!
で、上に向いた状態で何かアクションがあると、それが何か気持ちを示してるってことだね。
そのとおり。
ということでひとつずつ紹介していくぞ。
なお7つあるからな。
け、結構多いんだね。
覚えきれるかなぁ?
①ピンと立てている
まず尻尾をピンと立てている場合、他の犬や人間などへの支配性が強いそうだ。
そんで、よく言われてるのが「自分の方が上の立場」ってヤツだな。
あ、そういえば犬って飼い主とかその家族に序列を付けるよね?
そうそう。
だから飼い犬に接して、尻尾がピンと立っている場合は下に見られていると考えていい。
そこに居る犬も、私の前では尻尾が垂れ下がってるのに、お前の前じゃすっぽ抜けそうな程立ってるだろ?
圧倒的下位!?
さらに警戒や威嚇、警告をしているケースもあるから
野良犬とか他の飼い犬がこうしている場合は、絶対に近付くなよ?
今まさに噛まれそうなんですけど…
なお、そこから左右に振る場合は、何かに対して興味や好奇心が沸いているそうだ。
あ、振るか振らないかで大きく変わるんだね。
だな。
その他信頼や親しさを感じている場合でも、そういう尻尾の動きをする。
大好きな飼い主と散歩に行くと、大抵コレになるから覚えておくといい。
ふむふむ。
ああそれと、そこから吠える場合あるじゃん?
アレは大丈夫なの?
その際は嬉しかったり、興奮状態であることが多いそうだ。
ただ警戒してたり、何かを要求してたりするから、注意深く見てあげた方がいいな。
うーん、奥が深い…
②だらりと下げている
じゃあふたつ目。
今度はだらりと下げている場合だけど、分かるかな?
さっきネガティブって言ってたけど、もしかして悲しいとかそういうの?
まあそれもあるだろう。
その際は、最もよく言われているもので服従だったり、自信がないことが多いそうだ。
あー、あんまりよくないネガティブさなんだね。
てことは、尻尾が下がりきったままの飼い犬とか、あんまり状態が良くないのかも…
その可能性はあるな。
その他ストレスや恐怖、不安や疲労などもこのカテゴリだから
近頃飼い犬がこの傾向の際は、しっかりと観察して原因を突き止めることが必須だ。
じゃあ下げたまま振ってる場合は?
それは下げっぱなしの時とは全く異なってて、リラックス状態であると考えられている。
その他、何かに期待しているなどがあるな。
犬を飼っている場合、これを一番目にすることが多いんじゃないかな?
ネガティブの延長線ってわけじゃないんだね。
これはちょっと分かりにくいかも…
③水平に突き出す
よく観察してあげることが重要だ。
そんでみっつ目は、水平に突き出すってのもある。
うーん、あんまり見たことないなぁ。
いや?
たぶん気付いていないだけだ。
尻尾が水平になっているときは興味や好奇心が旺盛になっているときで
それが何なのか見極めようとしている状態なんだ
遠くに何かが見えたときや物音がしたとき…なんかな。
あー!
言われてみると、物音がするとハッとした感じになって尻尾も真っ直ぐになってるよ!
そうそう、それそれ。
ただ、少しばかり緊張した際も出るアクションだから
飼い主としてはその原因を突き止めてあげる必要があるケースもしばしばだ。
同じアクションだから判別しにくいなぁ…
あ、そうだ。
その状態で振ってる場合は?
見極めようとしたその何かに対して、不安に思ったり心配を抱いている場合になるな。
何かの出来事に対して、状況を確認している場合でも現れるようだぞ。
なんかレーダーみたい…
④上に巻く
ピコーンとか言わねえから。
で、次は尻尾を上に巻くことがあるだろ?
あるある!
ピンと立てるっていうより、反り返ってる感じ。
まさに意味合いもそれだったりするんだ。
その際は自信に溢れているとき、または力を誇示していると考えられている。
基本的にはポジティブな意味合いなんだけど、飼い犬がこれをするとちとマズい。
何せ飼い主含む、家族全員より上の立場と思い込んでいる可能性があるからな。
ポジティブなのも良し悪しだね…
さっきから、目の前の犬が私に向かって尻尾をくるんってしてるのはもしや?
お前が圧倒的に雑魚ってことだ、言わせんな。
ちなみに、相手を支配していると思っている場合でも出るようだ。
雑魚扱いしやがって…
⑤体の内側に置く
で、それとは逆に、尻尾を体の内側にまで持っていくときがあるのを見たことあるか?
え?
それは無いなぁ。
うん絶対にない、見たことない。
危険な兆候だ。
極度の恐怖を抱いている状態で…えっと、そうだな…
どうしたの?
何か言いづらそうだけど…
虐待を受けた犬によく見られる傾向がある。
例えばだけど、そういう行為をしている者が近付くと、途端にこの動きが出るのさ。
ぐぬぬぬぬぬ…誰だそんなことをするヤツぁ!
あ、そういえば…尻尾を巻いて逃げるって言葉…
まさにそれだよ。
そういう犬は逃げられないけどな。
ただ、極度に怖がりってケースもあるから、それだけで決め付けられないけど。
基本的に、逆の動きをすると意味合いも逆になるんだね。
⑥下がった尻尾の先端だけを振る
そう解釈していいと思う。
そんでむっつ目は、下がった尻尾の先端だけを振るってのがあるんだよ。
えらく細かいね。
どういう意味なの?
服従とか敬意って意味のようだ。
ただ、どちらかというとネガティブな意味になるかな。
「下がってる」しね。
つまりはごますりみたいなものかな?
その解釈もある。
なお緊張だったり不安の中にいるから、飼い犬がこの動きをしたら
信頼関係が薄いのかもしれないから要注意だぞ。
なんか、飼い犬にこの動きされたらちょっと悲しいかも。
⑦激しく振る
私なら速やかに信頼回復に努めるぞ。
で、最後はななつ目だけど、めっちゃ激しく振ってる犬っているよな?
いるいる!
もうちぎれるんじゃないかってくらいブンブン!
それはもはや見た目のとおり興奮状態ってヤツだな。
でも何が興奮させてんの?
この場合はポジティブな意味だ。
嬉しいとか楽しいとか、幸せなときに出てくる動きになる。
飼い主が仕事から帰って来たとき、室内犬が真っ先に出迎えに行くシーンあるだろ?
あのときの尻尾の動きはもうコレしかない。
さっきからさぁ、よくそんな具体的なシーン出てくるよね…
まるで飼ったことがあるみたい。
ああ、中の人がまさに今…げふんごふん!
何言わせんだ。
なお、この動きに吠えるってのが付いてくるパターンがある。
あらら?
吠えられちゃったらダメなんじゃないの?
逆だ。
その際は、犬の感情表現の中で最もポジティブな状態となるそうだ。
喜びが究極レベルになると、ちぎれんばかりに尻尾の振りに吠えまくるというおまけが付いてくる。
あー分かった。
もう尻尾の動きだけじゃ表現しきれないんだね…
そういうことなんだろうな。
これを見れた飼い主は…喜べ、貴方は飼い犬にとってかけがえのない家族だ。
毎日貴方の帰りを心待ちにしていることだろう。
誰に言ってんの…?
それにしても、尻尾ひとつでいろいろ表現するんだね。
ああ。
もしかすると、人間が大好きだけど言葉が話せないから
尻尾という器官で頑張って表現しているのかもしれないな。
よーし、全部覚えて犬感情マスターになるぞ!
じゃあ質問。
目の前にいる犬は今何を考えてる?
えーっと…
お、私のところに来た。
ははは、そんなに尻尾を振っても何も出ないぞ?
あ、今度は私のところに…
おおおおおお!
し、尻尾振ってくれて…ってうあああああ!
尻向けてだけどな。
これじゃあビンタじゃん!!
これは何考えてんの!?
えーっと…『その顔腫らしてデカくしてから食ってやんよ』だ。
うそつけ!!!!
具体的過ぎんだろ!!!!
今回は、尻尾でどんな感情表しているの? 嬉しいときや怒っているときなどなど
どんな尻尾の動きをするの?について紹介しました。
最後までご視聴頂き、ありがとうございました。
最後までご視聴頂き、ありがとうございました。